Java向け最新SMBクライアント「jNQ」
Visuality Systemsは、Java開発者向けに、Microsoftの最新SMBファイル共有仕様に対応したJava SMBクライアントライブラリ「jNQ」を開発・提供しています。
jNQはPure Javaで開発されたクライアントライブラリで、APIを通じて利用できます。Java 1.8以降のさまざまなJava環境で動作し、暗号化に対応したSMB 3.1.1による安全なファイル共有を実現します。
これまで約20年にわたり、Chris Hertel氏が開発したオープンソースのJCIFS(SMB1対応)が、数千の企業・組織で利用され、Java向けSMBライブラリの事実上の標準として広く使われてきました。しかし、SMB1は現在ではセキュリティ上の課題を抱えているため、より安全なSMB 3.xへの移行が求められています。
Java環境とMicrosoft環境をシームレスに接続
イスラエルに拠点を置くVisuality Systemsは、組み込み機器やストレージ分野を中心に、MicrosoftエコシステムとのSMB接続を実現するソリューションを提供しています。
CおよびJavaで開発されたSMBクライアント/サーバー実装を提供し、Windows以外のさまざまなOSから最新のMicrosoft SMB仕様に対応できる環境を実現しています。
Visuality SystemsのMarketing Manager、Tal Widerman氏は次のように説明しています。
「jNQは、YNQ、NQ Storage、NQ for iOSに続くVisuality SystemsのSMB製品ラインを構成する製品です。jNQによって、Javaベースの組み込み環境とWindowsベースの機器との距離が縮まり、Microsoftの最新SMB仕様をシームレスに統合できるようになります。」
SMB1からSMB3.xへ、安全な通信環境を実現
新たなJava向けSMBソリューションの開発には、WannaCryやPetyaなどのサイバー攻撃を背景に、より安全なSMB環境への移行を求める開発者からのニーズがありました。
jNQは、以下のような高度なセキュリティ機能を備えています。
- メッセージ署名
- 暗号化
- Active Directory認証
- Kerberos認証
- Pre-logon Integrity(ログオン前の整合性検証)
これらの機能により、SMB1に代わる安全性の高いSMB 3.1.1によるファイル共有環境をJavaアプリケーションに組み込むことができます。
Microsoft CorporationのWindows Server High Availability and Storage GroupでPrincipal Program Managerを務めるNed Pyle氏は、次のように述べています。
「世界中のコンピューターやデバイスのネットワークセキュリティを向上させるためには、SMBv1からSMBv3.xへの移行が不可欠です。Microsoftは、Visuality SystemsがWindows以外の環境におけるSMB対応を支援していることを高く評価しており、Javaコミュニティが長らく待ち望んでいたSMBv3.xソリューションであるjNQのリリースを歓迎します。」
Visuality Systemsについて
Visuality Systemsは、さまざまなOS向けにSMBベースのソリューションを提供するSMB専門企業です。
1998年の設立以来、SMB実装の開発に特化して取り組み、組み込み機器、ストレージ、Javaなど、幅広い環境に向けてSMBクライアント/サーバーソリューションを提供しています。

