Windows CEデバイス向け、SMBv3対応のセキュアなファイル共有
インテグレーションが容易なこのソリューションにより、WinCEデバイスは、SMBv1が無効化された最新バージョンを含む、あらゆるSMB対応マシンとの接続が可能となります。ユーザーエクスペリエンスを損なうことなく、完全にサポートされた安全なファイル共有をぜひお試しください。
SMBv1の問題を解決
SMBプロトコルのバージョン1は、まだ多くの企業で使用されていますが、Microsoft社によるサポートが終了したため、かなりのセキュリティリスクがあります。Visuality Systemsは、SMBプロトコルのバージョン2以降をサポートしていないWinCEを使用している企業が直面するセキュリティリスクの問題をよく理解し、Windowsサーバーやホストへの最新SMBバージョンでの安全な接続を可能にするソリューション「YNQ™」を提供しています。
SMBv3での通信機能をWinCEのファイル共有に追加する
Visuality SystemsのYNQ™ソリューションは、組み込み機器やIoT製品向けに開発され、WinCEのファイル共有にSMBv3での通信機能を追加します。このソリューションは、あらゆるWindowsベースのマシンとの効率的で安全、柔軟、耐久性のある相互運用性を提供し、新しいMicrosoft OSアップデートとの互換性を保証しています。YNQ™️のSMBv3実装は、Windows CE OSにシームレスに統合可能で、既存のカスタマーアプリケーションに変更を加える必要はありません。
Toradexのスマートインストーラと専用ポートにより、Visuality SystemsのSMBファイル共有ライブラリをWindows CEシステム上で簡単に有効化することができます。YNQのドライバは、Microsoft社のサポートが終了したSMBv1実装を完全に置き換え、SMBv3機能を追加し、現行あるいは今後リリースされるWindows OSへの安全な接続を可能にします。
ネットワーク共有は、Windows CEのファイルシステムに直感的に統合され、そのマッピングは、通常のUIまたはAPI(例:WNetAddConnection3)を使用して行うことができます。SMBクライアントは以下のように表示されます:
SMBサーバーのフォルダは、以下のスクリーンショットで表されるWebベースのWinCEのリモートマネージメントツールで設定可能です:
YNQソリューションは、WinCEデバイスの事業継続性を確実にし、ファイル共有の効率性と安全性を最高レベルで実現します。YNQ™️は、Visuality SystemsとMicrosoftの強力なコラボレーションにより、継続的なアップデートと将来性を担保しつつも後方互換性のある、メンテナンスの行き届いたソリューションです。
Visuality SystemsとToradexのこの度のパートナーシップは、WinCE デバイスに包括的なソリューションを提供し、大幅なアップグレードを必要とせずに SMBv1 のリスクとデメリットを克服することを可能にしました。Visuality Systemsの全面的なサポートによる最先端のファイル共有メカニズムで、安全なファイルを共有をぜひお試しください。
Lilia Wasserman, VP R&D, Visuality System