よくある質問
Visuality Systemsの製品は、SMB1、SMB2から最新のSMB3.1.1までの全てのSMBバージョンに対応しています。
はい、NQ製品の設定ファイルを変更することで、SMBv1を無効にすることができます。
Visuality Systemsのソリューションは、すべて最新のセキュリティ対策が施されたSMB3.1.1.に対応しています。NQは、メッセージ署名(CMACアルゴリズムによるハッシュ化)、暗号化(AES-CCMおよびAES-GCMアルゴリズム)、Active DirectoryおよびKerberos認証、ログオン前認証により、強固に保護されます。
Visuality Systemのソリューションは、すべて社内でゼロから開発されており、オープンソースの使用は一切ございません。
はい、アップデートとアップグレードの両方をお客様に提供しています。通常、アップデート(マイナーバージョンアップ)は月に1回、アップグレード(メジャーバージョンアップ)は年に1〜2回のペースで提供しています。また、R&Dチームは、サポートデスクを通じてお客様から機能要望を募り、新機能開発のためのアイデアを提供しています。
Visuality Systemsでは、NQ製品のライセンスパッケージとして、ソフトウェアの使用権、Microsoft社のIP使用権、オンラインサポートデスクへのアクセス、合意した期間での定期的はソフトウェアアップデートを受け取る権利を提供しています。通常、アップデート(マイナーバージョンアップ)は月に1回、メジャーバージョンアップは年に1〜2回、お客様に配信されます。
Visualityには3種類のリリースがあります。各リリースの前に、リリースによって異なるQAサイクルがあります。メジャーリリース前 – QAフルサイクルを行い、最大2ヶ月かかります。ビルドリリース前 – 新機能のチェックや回帰テストなどを含むビルドリリース用のQAサイクルを実行します。サポートリリース前 – サポートリリース用のQAサイクルで、回帰テストと修正された不具合のための個別テストから構成されます。こちらは3〜7日かかります。
Visuality Systemsのお客様は、24時間365日体制のサポートデスクをご利用いただけます。システムにログインし、質問、不具合報告、機能リクエストなどのチケットをオープンしていただきます。サポートチームは頻繁にチケットを確認し、最大で1営業日以内にフィードバックを提供します。
NQ製品には、さまざまなドキュメントが付属しています。例えば、ポーティング及びインテグレーションガイド、APIドキュメント、サンプルコードなどです。ほとんどのドキュメントは、PDFとHTML形式で提供されています。
はい。Visuality Systemsの NQ ライセンスには、Microsoft社が保有するSMBに関する特許を使用するための権利が含まれています。Visuality Systemsのお客様はMicrosoft社のIP使用料を支払う必要はありません。
NQ製品は、Microsoft Azureなど多くのクラウドサービスに接続するために必要なSMB3を含むすべてのSMBバージョンに対応しているので、SMBに対応したクラウド環境であれば、一つのサーバーとしてシームレスに接続することが可能です。
YNQのCorporate ClientとCorporate ServerでADへの登録が可能です。
YNQ Corporate Serverは、ADに登録した後、パススルー方式でADユーザーを認証することができます。
はい、iOSアプリケーションには、クライアントまたはサーバーとしてYNQをインテグレーションすることが可能です。またAndroidアプリケーションには、javaベースのjNQをインテグレーションすることが可能です。
デバイス間のファイル転送には、HTTPやFTPを使用することができますが、これらのプロトコルではファイル共有機能を提供することができません。一方、SMBプロトコルは、リモートからの共有ファイルへのアクセスをサポートしているため、あらゆるネットワーク上の組込みデバイス間で共同作業をし、ドキュメントを共有することができます。HTTPやFTPによるファイル転送の代わりにSMBによるファイル共有を利用することで、デバイス間のファイル転送が不要となるため、高価なストレージ容量を削減したり、全体的な応答時間の短縮をしたりすることが可能になります。SMBプロトコルはファイル共有だけでなく、RPCメッセージを使用してOSから情報を照会するためにも使用されます。
まずは、評価フォームに連絡先をご記入ください。Visuality Systemsの担当者が、同営業日内にご連絡いたします。
YNQ™ (Network Quick Embedded) は、組込みOS用のCIFS/SMBファイル共有ミドルウェアソリューションです。YNQ™を使用することにより、VxWorks、ThreadX、Embedded Linux、INTEGRITY、iOSなどのOSを搭載した組込み機器をWindowsネットワークに迅速に接続し、ファイルやプリンタの完全共有機能を提供することができます。
ファイル共有は、複数の端末がお互いの共有フォルダをリモートで閲覧し、ファイルの読み書き、編集、コピー、削除、更新を行う機能です。これらの操作では、各デバイスのローカルディスクやメモリにファイル全体を転送する必要はありません。ファイル共有により、組込み機器は貴重で高価なストレージ容量を削減し、ファイル転送に要する時間を短縮することでレスポンススピードを向上させることができます。また、ファイル共有では、複数のデバイスが同じファイルにアクセスし、更新することが可能になりますが、ファイル共有とトランズアクションをロックする洗練されたセマンティクスにより競合を防止することができます。これらはすべて、組み込み機器向けネットワークの基本要件です。
YNQ™は「ブラウザ・ホスト・アナウンスメント」の仕組みを実装しており、どのPCでも「(マイ)ネットワーク」上で自動的にネットワーク上のデバイスがアイコン形式で表示されるようになっています。これにより、ユーザーは機器の設定やネットワークへの接続の際に、複雑なインストール手順や設定、ドライバーのインストールを行う必要がありません。Windows環境に慣れているエンドユーザーであれば、「(マイ)ネットワーク」を使って簡単かつ直感的に操作できるため、組み込み機器アプリケーションのインストールやデプロイが簡単になります。
Windowsは現在、全世界のコンピュータの90%以上を占める圧倒的なシェアを誇るOSです。組み込みシステムの市場とアプリケーションが拡大するにつれて、Windowsベースのネットワークでファイル共有接続を提供する必要性が高まっています。SMB /CIFS はネイティブのファイル共有プロトコルで、すべての Windows ネットワークの基礎となっているため、当然の選択と言えます。
Sambaは完全なSMB (CIFS)ファイル共有の実装を提供していますが、Unix/Linuxプラットフォームでのみ利用可能です。一方YNQ™は、どのようなプラットフォームにも簡単に移植できます。YNQ™は、フットプリントが非常に小さく、高度なカスタマイズが可能です。さらに、YNQ™は商用ライセンスを付与していますが、最新のSambaはGPL3(general public license level 3)の下で提供されています。また、Visuality Systemsは、Eメール、電話、あるいはオンサイトで24時間365日のカスタマーサポートを提供し、インテグレーション手順の案内、必要な場合の不具合修正、定期的なアップデートの配信を行っています。
FTPがファイルをコピーするのに対して、SMBはファイルの共有を可能にするプロトコルです。例えば、テキストエディタやMS Wordは、SMB上で動作する場合、リモートファイルがオープンするのは、そのファイルの存在する元の場所です。さらに、SMBはより良いパフォーマンスを提供し、より高いセキュリティレベルを可能にします。
NFSは、Linux/Unixプラットフォームでのみネイティブで利用可能です。Windowsマシンで使用することもできますが簡単ではありません。その上、NFSは暗号化されたSMBプロトコルに比べて安全性が低いと考えられています。
YNQ™は数十種類のプラットフォームへの移植に成功しています。お使いのOSがTCP/IPスタックを提供しているなら、YNQ™ Clientはその上で動作します。YNQ™サーバーの場合は、ローカルファイルシステムも必要です。YNQ™を他のOS用に実装することを「ポーティング(移植)」と呼びます。
ポーティングのやり方は「YNQ™ Porting and Integration Guide」に非常に詳しく記載されています。また、メールでのサポートだけでなく、お客様のエンジニアのためのホットラインを24時間365日提供しています。さらに複雑なケースでは、弊社のエンジニアがお客様のもとにお伺いし、オンサイトでサポートさせていただくことも可能です。
プロジェクト単位でのソフトウェアの微調整を指します。YNQ™は、お使いのOSに移植された後でも、プロジェクト単位で調整が必要な場合があります。
はい、YNQの「 Standalone Server」は、ワークグループ環境での使用に特化した製品です。ローカルユーザーを追加するツールは2種類あり、1つは「pwd_generator」、もう1つは「Nqctrl」です。「pwd_generator」は、YNQサーバーの設定ファイルに追加するローカルユーザーを生成するツールで、こちらはコンパイル時に使用します。また「Nqctrl」 は、実行時のプロセスでユーザーを追加するツールです。(ユーザー追加以外にも多くの操作を行います)
jNQのAPIは分かりやすく直感的で、わずか2〜3時間で使い始めることが可能です。さらに、jNQのドキュメントには、製品の多くの機能を紹介する例を多数掲載しています。
jNQは、同時読み込み、同時書き込みが可能です。また、DFSエントリ(DFSに関する質問を参照)、SID(セキュリティ識別子)エントリ、ホスト名のキャッシュも可能です。
はい、jNQはinputFileStreamとOutputFileStreamをサポートしています。
jNQは完全なスレッドセーフ設計です。マルチスレッド環境での動作確認がされています。
はい、複数のKerberosオプションで利用可能です。
jNQは、SMBで利用可能なすべての認証手段であるKerberosとNTLMSSPをサポートしています。
jNQのテストは、jNQ APIのすべての可能な組み合わせを列挙する機能テスト、パフォーマンステスト、ストレステスト、マルチスレッド環境をテストするための同時実行など、豊富なテストセットで行われています。
jNQは、Oracle Java、IBM Java、およびいくつかのAndroidプラットフォームで徹底的にテストされています。
jNQには、特殊なRPCクライアントコールを記述するためのフレームワークコードが含まれています。Javadocsのドキュメントには、そのような機能を実装するために必要な手順が示されています。
jNQは、LSA(Local Security Authority)、SAM(Security Accounts Manager)、WINREG(Windows Registry)に対するAPIを備えています
jNQはSMBのすべてのバージョン(SMB1, 2.02, 2.10, 3.00, 3.02, 3.11)をサポートしています。
jNQは、共有、ドメイン、およびサーバーを(権限に基づいて)検出するAPIを備えています。jNQは、さらにWS-Discoveryを使用してサーバーを検出します。
アコーディオンjNQはDFSに完全対応しています。 DFSの参照エントリをキャッシュすることで、次回以降のリクエスト時にDFSのエントリを取得する必要がありません。
はい、jNQはSMB1から最新のSMBバージョンまで、すべてのSMBバージョンで接続することができます。
いいえ、jNQは商用ライセンスで提供されています。
jNQは、24時間体制のカスタマーサポートを備えた、唯一の商用Java SMBソリューションです。
jNQは、SMB 3.1.1のプレログオン認証をサポートする唯一のJava SMBソリューションです。Microsoftは「プレログオン認証は、SMBトラフィックの侵害リスクに対して最も強力な予防策を提供するものである」と述べています。
評価用パッケージをご用意しております。評価用パッケージをご希望の方は、評価用フォームよりVisuality Systemsまでご連絡ください。
jNQパッケージには、Javadoc形式の完全なドキュメントが付属しています。
NFSを使用すると、ソリューションはLinux/Unixマシンのみのデータセンターに限定されます。Windowsマシンが含まれる場合は、SMBが必須となります。
一般的に言えば、そうではありません。NQ™ Storageは、既存のストレージソリューションのフロントエンドです。NQ™ Storageには、Linuxプラットフォーム用の既製のソリューションが付属しています。このソリューションはスタンドアロンサーバーとして使用できますが、クラスタとしては使用できません。
移植やインテグレーション作業に加えて、NQ™ Storageは分散ファイルシステムのバックエンドと統合する必要があり、そのためには別のAPIが必要です。
はい、NQストレージは、Hyper-V、SQL Server、シャドウコピーなど、いくつかのアプリケーションのフロントエンドとしてのテストに成功しています。
はい、対応しています。NQ™ Storageには、SMBD over RDMAトランスポートモジュールが含まれています。Mellanox Infinibandカード上でテストされています。
NQ™ Storageは最新のSMB3.1.1までのすべてのSMBバージョンをサポートしています。